2歳ジャンガリアンハムスターの非定型線維肉腫(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
こんばんは。獣医師長尾です!
さて本日は、ジャンガリアンハムスター男の子のろくろちゃんです。お腹にしこりがあるとのことでご来院されました。
2歳!という高齢から、ご自宅近くのどこの病院も診察を断られてしまったとのことで、大変遠くからいらっしゃいました。
さて、ろくろちゃん、2歳ということでしたがとても元気!しこりを取らない選択肢もご提案いたしましたが、手術をすることになりました!
麻酔も問題なく、無事終わりです。
ジャンガリアンサイズだと血圧はもちろん、麻酔モニターをつけれません。呼吸の深さや手術への反応、血色などを見ながら、経験と五感をフル活用して麻酔を管理します。いずれにしてもワンちゃんや猫ちゃんの麻酔とは随分違うものです。私も毎回、当たり前ですが緊張しながら手術をしております。
ろくろちゃんは日帰りで元気良く帰宅されました!
術後の経過も良好でした!
以前、ブログに載せましたが、ジャンガリアンハムスターのオスでお腹のしこりというと、非定型線維腫というものがあります。独特の触り心地で、今回も非定型線維腫かと思っておりましたが、非定型線維肉腫という悪性腫瘍でした。
やはり手術を選択されてよかったです。
ろくろちゃん、頑張りました!!!
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