ローソンアゴヒゲトカゲ(ランキンスドラゴン)の怪我・手術(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
ジンベイ動物病院です。
フトアゴヒゲトカゲはポピュラーでよく知られていますが、同じくオーストラリア原産のアガマであるローソンアゴヒゲトカゲがいます。
フトアゴほど大きくはならない種でかわいらしい見た目から人気があります。
病院では同居個体による咬傷によく遭遇します。
可愛らしい見た目とは違い咬まれると手が千切れたり、大怪我を伴うことも。
実際フトアゴサイズになると咬みつく力はとても強く人の指先も危ういくらい力強いです。
実際先日フトアゴに指先を咬まれてしまいましたが人の爪が完全に割れてしまいましたので爪がなかったらと思うとヒヤっとしますね。
写真のローソンアゴヒゲ個体は右前肢を咬まれてしまい、すでに壊死していました。色が左前肢とは異なりますね。
痛みからか食欲もなく不調でした。
そのため、前肢の断脚手術を行いました。
手術後は食欲も出てきて元気にしているとのことで、安心しました。
もちろん、もう手は生えてきませんので生涯にわたりケアが必要です。
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