フェレットの脱走について(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
こんにちはジンベイ動物病院です。
飼い主さまから興味深いお話をお聞きしました。注意喚起を兼ねてご報告させていただきます。
フェレットさんの脱走事件がここ最近相次いでいるとお聞きしました。
おしえていただいた飼い主さまのご友人のフェレットさんが脱走してしまい、4日間にわたり複数人で大捜索を行ったとのことでした。奇跡的に無事見つかったとのことですが、この時期(春も)、エアコンで締め切っていた部屋を網戸等にして生活することで手先の器用なフェレットさんが開けて脱走してしまうとのことでした。
ちょっとした油断が命とりになると感じました。
この時期、うさぎさんはうっ滞が多かったり、病気の発生頻度はそれぞれの動物でさまざまありますが、脱走については盲点でした。フェレットさんの飼い主さまはお気をつけください。
脱走事件は時折、さまざまな動物種において病院でも聞きますが、最終的にペット側も人間側も悲しい結果となることが多いです。交通事故や野生動物による襲撃など外の世界は危険だらけです。大型の犬や爬虫類などでは逆に人間に脅威となり大ニュースになってしまいます。また、脱走などで世間に取り上げられると飼育することに対しても厳しい目が向けられ、罰則などがどんどん厳しくなっていきます。
脱走はどれも人間の不注意です。過去には脱走した小動物が肉食動物の部屋に入ってしまい食べられてしまったなんていうことも聞いたことがあります。
いつもと違うケージや環境になったときが注意です。しっかり責任をもって飼育することが大切ですね。