オオムラサキを追って。さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
こんにちは、獣医師の長尾です。
本日は症例ではなく、虫の話です。
先日、梅雨の晴れ間に都内の某エキゾチック専門病院の院長先生にご一緒させて頂き、早朝から韮崎市まで昆虫採集に連れて行ってもらいました!!
久々のしっかりした昆虫採集にワクワクしすぎて前日はよく寝れなかったです。
大学生の時分には当院の豊原先生と、よく蝶を探しに北海道をあちこち探しにいっておりました!
韮崎市は子供の頃に、オオクワガタの産地ということで有名になった場所で、様々な昆虫が生息しており、本で見てからずっと憧れていて、一度は訪れてみたい場所でした。
早朝に現地に到着し、ひたすら虫を追い、朝ごはんも食べずに7時間。あっというまに時間が過ぎてしまいました。
お目当ての蝶はオオムラサキでしたが高いところを飛んでいるそれらしき影を一瞬見ましたが、それだけでした。
昆虫採集は自然相手で、目的の生き物が見つからないことがあってもそれがまた楽しいのです。
帰り道、リベンジを誓うのでした。
さて、動物病院の話になりますが、
ご一緒させて頂いた先生は昆虫採集の大ベテランですが、小動物診療の先駆者であり尊敬する先生です。今回、森の中での生き物への熱意、生き物への観察力や集中力、習性を熟知した行動。それらが日々の小動物診療においても同様に行われているんだなと感じ、とても勉強になりました。
ジンベイ動物病院の院内にも、さまざまな生き物がいます。一見、動物病院と関係ないような昆虫や魚の資料や水槽や、標本などもありますが、それは様々な生き物を観察し、理解するためでもあり、またスタッフの趣味でもあります。
動物の診療は生き物が好きでなくてはできないものです。ジンベイ動物病院のスタッフは皆、生き物が好きですので、昆虫や熱帯魚などのお話などもお好きな方はスタッフに是非声をかけていただけると大変嬉しいです。