まぶたのできもの(犬・猫)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
中年齢以降のわんちゃん、ねこちゃんで
まぶたにイボ状のできものができることがあります。
犬の場合はほとんどが「マイボーム腺腫」という良性のできものです。
脂を分泌するマイボーム腺という分泌腺がまぶたにあり、それが腫瘍になったものがマイボーム腺腫です。
一方、猫の場合は悪性である場合が多く、まぶたにできものができた場合は注意が必要です。
犬の場合はほとんどが良性ですが、
大きくなると 角膜に傷がついたり、目やにが多くなったりと弊害が出る場合があります。
また大きくなりすぎると、手術で切除しづらくなってしまうため
3mmを超えるぐらいの大きさになってきた場合は手術で切除することをおすすめします。
先日、チワワのここあちゃんの左目の下まぶたにできたできものを切除しました。
上が切除前、下が切除後の写真です。
きれいに傷がくっついて治ってくれました。
切除した部分は、目で見るのがやっとぐらいのとても細い糸で縫っています。
これ以上大きくなると切除が難しくなるのでやはり早めに取るのがおすすめです。
さいたま市、川口市などお近くにお住まいの方で
同じような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら
ぜひ一度、病院までご相談ください。