うさぎ 悪性黒色腫 後肢断脚(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
こんにちは。ジンベイ動物病院です。
わんちゃんのフィラリア予防時期なので病院が連日大変混雑しており、ご迷惑をおかけしております。
フィラリアのお得なキャンペーンは今月末までとなっております!ネット予約で空きがなくても、フィラリアの検査・予防であればお電話で当日来院ご予約も可能です、また、12時~16時以外のお時間ではご予約なしでのご来院も可能(小動物は除く)でございます。フィラリアは感染してもすぐには症状は出ません、出たころには、かなり危険な状態です。しっかり毎年予防することが必要です。
わんちゃんはもちろん、猫ちゃんもフィラリアの予防はしたほうがいいといわれております。
まだ予防をされていない方はお早目にご連絡ください。
さて、久々のブログの更新となります。開院して3年目に入りますが、今まで以上に日々、多数の患者様にいらしていただいております。なかなか更新できておりませんが、ブログを通して、こんなこともあるのか(おうちのペットさんでも大丈夫かな?)だとか、こんな治療法もあるのかなど、ペットさんの治療の一助になればと思います。
今回は、後ろ足にしこりを認めた、8歳のうさぎさんです。
しこりを気にして舐めてしまっているため、出血しています。
血色も悪くなってしまっています。
腫瘍からの出血は厄介で、傷口はなかなか治りませんので、どんどん出血します。
血液検査で貧血にもなってしまっていました。
今回のしこりは脚を取り囲むように存在しており、しこりのみを切除できない、及び針生検でも悪そうな腫瘍を疑う所見でした。そのため腫瘍を摘出するために、脚ごと摘出することとなりました。幸いうさぎさんは後肢の断脚後は比較的すぐに歩けることが多いです。
手術後の病理結果は悪性のもので今後転移が心配されますが、手術していなければ貧血で亡くなっていたことでしょう。高齢での手術は当然麻酔中に急変のリスクもあります。何が正解かは、その子の状態・体力などにもよります。
手術後2か月ではとっても元気でした!
よく頑張ってくれました!
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