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歯石除去(スケーリング)をしました(犬・猫・歯科)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院

こんにちは、獣医師の豊原です。

先日15歳のお誕生日を迎えたばかりのミニチュアダックスのリースちゃん。

今回、麻酔をかけて歯石除去(スケーリング)をしました。

以前から歯石がついてきて、他の病院で見てもらったときには

「歯を全部抜かないといけないかも…。」と言われてしまったとのことでした。

15歳で高齢なのと、初期の腎不全もあるため、麻酔をかけて歯の処置をすることについて飼い主様が最後まで悩まれていましたが

歯周炎で歯茎からの出血、顔の腫れ、ごはんを食べにくそうにするなどの症状も出てきてしまったため

今回、意を決してスケーリング(歯石除去)と抜歯をすることになりました。

腎不全があるので、朝からしっかりと点滴をして、お昼すぎから麻酔をかけて処置をしました。

15歳で高齢でしたが、点滴、注射、ガス麻酔、局所麻酔などを組み合わせて使うことで麻酔は安定していました。

麻酔をかけて歯の状態を詳しく見てみると、歯石はかなり重度でした。

歯周炎で歯肉の炎症や後退が見られ、抜かないといけない歯が多いと思われましたが……

歯石をとってみると歯根部はまだしっかりしている歯が多く、実際に抜歯したのは数本で済みました。

歯周ポケットの部分の歯石もしっかりと除去し、ポリッシング(歯を磨く処置)をして処置を終えました。

歯周病は進行すると、歯肉や歯槽骨という顎の骨を溶かしてしまい、そうなると抜歯しなければならなくなります。

歯周病の進行のしやすさは体質や免疫力などによっても変わってくると言われています。

リースちゃんの場合、歯石は重度でしたが、比較的歯周病の進行が遅いタイプで、なんとか抜歯に至る前に処置ができたのかなと思います。

その後、リースちゃんが再診に来てくれましたが、

歯石をとったその日から匂いはなくなり、ご飯も以前よりかなりよく食べるようになってくれた!とのことでした。

歯周病があってもご飯が全く食べれなくなることは少ないですが、本当は歯が痛いのに我慢して食べている子が多いです。

なんとなく食べる量が減った、食べたり食べなかったりする…という症状で歯周病がある子は

歯科処置をするとよく食べるようになってくれることもよくあります。

普段の歯磨きケアや、定期的な健診、処置が非常に大切です。

さいたま市、川口市などお近くにお住まいの方で

歯の症状が気になっている方がいらっしゃいましたらぜひジンベイ動物病院までご相談ください。