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ローソンアゴヒゲトカゲの卵墜・手術(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
こんにちは。
獣医師の長尾です。
ローソンアゴヒゲのしずくちゃんは何回か産卵経験がある女の子です。
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今回も産卵したがいつもより数が少なく、産卵後しばらくしてもお腹が大きいことで来院されました。
レントゲンや超音波検査でもお腹の中に卵があります。中には普通より巨大化したものも。
卵づまりの診断は難しいですが、巨大な卵がある場合は物理的に出せない可能性が高く、産卵促進剤を使用した場合、卵管の破裂なども可能性があり得るため、そのまましずくちゃんはOPEをすることになりました。
まだ状態が悪くなさそうなので、早急にOPEをすることにしました。状態が悪くなってからではOPE自体耐えられない可能性が高くなります。実際、状態が悪くないように見えても、開腹してみたら腹膜炎がひどかったり臓器の癒着など、手が付けられない状態のこともあります。
静脈麻酔導入で気管挿管してOPEです。
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お腹(体腔)内は、卵管内の卵の閉塞もありましたが、卵墜といって卵管から卵がお腹の中に落っこちてしまっている状態も発生しておりました。一つは胃の裏にまで入り込んでおり、いずれにしても危険な状態でした。
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翌日には元気に退院していきました!
再診でも元気な姿をみせてくれました。
春になると卵をつくる爬虫類が多いです。ジンベイ動物病院でも卵関連のトカゲのOPEが増えてきてます。
おかしな様子があったら早めに病院にかかられることをおすすめいたします。
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