院内セミナーをしました(さいたま市/南浦和/川口市/動物病院)
こんにちは獣医師の豊原です。
ジンベイ動物病院では毎月1回、共立製薬様にお越しただき
わんちゃん・猫ちゃん用のフードについての動物病院スタッフ向けセミナーをしていただいています。
今回のテーマは「腎臓病に対する食事管理」で、
腎臓病の際に気をつけるべき食事内容や、腎臓病用のロイヤルカナンのフードについて教えていただきました。
お昼の時間に待合室のモニターを利用して、セミナーをしています。
腎臓病は高齢の猫ちゃんに多い病気で、15歳以上の猫では実に約80%が腎臓病になっていると報告されています。
また近年では血液検査で早期に腎臓病の診断が行えるようになっており5歳未満の猫ちゃんでも約40%が腎臓病の初期であると報告されています。
犬は猫に比べると腎臓病は少ないですが、犬の方が腎臓病の進行は早いのが特徴です。
腎臓病の際に気をつける食事内容として「リンの制限」と「蛋白質の制限」が挙げられます。
腎臓病と診断された猫ちゃんのフードを、リンや蛋白を抑えた食事内容に変えることで寿命が伸びたという報告もあります。
症状がない場合でも健康診断などで早めに病気に気づいてあげて、普段のフードを選んであげることが大切です。
腎臓病の初期を検出できるような「SDMA」「FGF-23」という血液検査項目も当院で調べることができます。
わんちゃん、猫ちゃんの食事のご相談、腎臓病についてのご相談など
詳しくは当院スタッフまでお気軽にご相談ください!