ゴールデンハムスターの首の腫瘍・形質細胞腫(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院
こんにちは、獣医師の長尾です。
ハムスターシリーズです。
ゴールデンハムスターの頚部腹側に特徴的な大きな腫瘍ができることがよくあります。唾液腺に発生したものが多く、細胞診で仮診断がつくことが多いのですが、さまざまな血管や神経に癒着しておりなかなか摘出手術が難しく、頑張って摘出しても再発も多い厄介な腫瘍です。
位置は、頬袋の下に位置しており、頬袋にいろいろ溜め込む&丸まってしまうと見えにくい位置なので、気がついて来院された時にはすでに大きくなっていることが多い印象です。
ハムスターを飼われている方は日々、様々な場所をご自宅でよく観察することで、早期発見できるものもありますので、日常の観察が大切です。ハムスターは寿命も短く、病気も知らぬ間に進行してしまいます。若いから大丈夫ということはなく、何もなくても、何もない正常を知っておくことが異常に気付くポイントです!
写真のハムちゃんは、我が家の愛ハムスターのタケシくんです。久しぶりにハムスターを飼いましたがやはり可愛いですね!