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フェレットの異物誤飲・腸閉塞(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院

獣医師の長尾です。

フェレットさんで嘔吐といえばどんな病気があるでしょうか?

嘔吐といっても様々な原因があります。

若いフェレットさんで栄養状態も良いのに突然の嘔吐が認められた場合は、異物も鑑別の一つに考えなくてはいけません。中~高齢のフェレットさんが痩せてきて嘔吐している場合は毛球の可能性もあります。

フェレットさんはゴムやスポンジなどがなぜか好きでよく食べてしまいます。見ていない場所で食べてしまっていることも多いです。それが腸や胃の出口に詰まってしまうこともよくあります。

食べちゃったと言ってくれれば良いのですが、しゃべることのできないフェレットさんは異物があるかないかをしっかり検査する必要があります。嘔吐する原因は他にもたくさんあります。

今回、ラッキーちゃんも、レントゲン・超音波にて腸閉塞が疑われたために腸切開手術にてスポンジ状の異物を摘出いたしました。

スポンジなどはレントゲンでは映らず、完全閉塞をしていないと診断が難しい場合もあります。

なんといっても食べそうなものは口の届かない場所に置いておくことが大切です。

ラッキーちゃんは術後の回復も早く翌日には退院となりました。よく頑張りました。