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フェレットの好酸球性胃腸炎(エキゾチックアニマル)さいたま市/南浦和/川口市/動物病院 

こんにちはジンベイ動物病院です。

フェレットさんでの下痢や嘔吐などの消化器症状。

消化器症状といっても一過性のものもあれば長く続くものもあります。原因も様々です。以前紹介したような異物ということもあります。

一過性のものは胃腸のお薬で様子をみれば改善するものも多くありますが、なかなか改善しない消化器症状は要注意です。

さまざまな検査をして原因を突き止めていくことになります。

便検査、血液検査、超音波検査、レントゲン検査、感染症の検査などなどです。

画像のフェレットさんの便は、ゼリー状で、嘔吐や下痢が長く続き痩せてきたことでご来院されました。

さまざまな可能性を考えて検査をしました。異物やフェレットコロナなどは否定的で、炎症性腸疾患やリンパ腫あたりが可能性として残されました。

そこで、全身麻酔をかけて、お腹をあけて腸の一部を取る検査を行いました。これは生検といって、大きなワンちゃんなどでは場合によっては内視鏡検査によって行うことができる検査ですが、小さいフェレットさんでは難しいため、検査のためにお腹を開けることがあります。

お腹を開けたら治るという手術ではなく、あくまでも検査のための開腹手術となります。当然リスクもあります。

ただ、しっかり診断をつけて治療方針を決めるためには、時に必要になる検査です。この検査をしないでお薬で様子を見ていくという方法もありますが、何となく薬を生涯続けるのはリスクもあります。

結果、このフェレットさんは好酸球性腸炎という診断で、食餌管理と免疫抑制剤よる治療方針が定まりました。しかし、この病気は一生付き合っていかなくてはいけないものなので今後もまだまだ注意が必要です。診断なしで生涯免疫抑制剤を使用するのは怖いものですので、生検をしてよかったと思われます。

中には腸のリンパ腫ということもあります。リンパ腫の場合は、生検をしないで何となく胃腸薬ということでは手遅れになってしまう可能性もあります。

今の医学ではわからないものもありますが、長く続く下痢や嘔吐は積極的な検査が必要です。(暴れるフェレットさんでは検査が難しいこともあります。)

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